接客業の悩み

老人ホーム(介護施設)の調理師・調理補助を辞めたい、退職するべき4つのサイン

この記事では、老人ホーム(介護施設)の調理師・調理補助の仕事を辞めたいという方に、客観的に辞めた方がいいのか見極める方法についてお伝えします。

仕事が辛くても我慢して働き続けると、心身共にボロボロになってあなた自身が壊れる可能性が高いです。

この記事を読めば、自分自身としっかり向き合えることができますので参考にしてください。

 

退職のタイミングかどうか見極める4つのサイン

調理師免許も取って、プロの調理師として活躍できる場所だったのに、実際の現場は想像とは違うという声を聞きます。

特に老人ホームはそのギャップが大きくて、我慢して続けていると、体調が悪くなったり精神的にも追い込まれる方もいます。

ここでは、今あなたが退職のタイミングかどうかをしっかりと見極められるように、4つのサインをご紹介していきますので、ぜひ1つずつチェックしてみて見極めてみてください。

 

1.給料と仕事内容が見合わない

老人ホームの調理師の仕事は、飲食店などと比較しても大変な業界です。

ただ料理を作ればいいということではなく、利用者さんによっても食材や作り方を変える必要があり、品質管理などにも常に目を光らせないといけません。

また、ご自身が食中毒や、ウィルスに感染しないように生活に制限をかけることも必要です。

私生活も犠牲にして責任感ある仕事をしているのに、給料が見合わないとなると納得いきません。

これからも仕事のハードさと、お給料の差が縮まる可能性が低いと感じているならば、別の業界で働くことを視野に入れましょう。

 

2.やりがいを感じられなくなった

 

老人ホームでやりがいを感じられなくなったら、退職を考えるタイミングにきています。

  • 入居者さんの食事を食べて喜ぶ顔が見たい
  • 食べたいと思ってもらえるような料理を作りたい

老人ホームは、人手不足なので入居者さんに味わって食べてもらうという余裕はなかなかありません。

また、調理師だとこれからも栄養士や管理栄養士が作ったメニューをこなすだけ。

自分の考えた料理が形になるということは特別な理由がない限りありません。

自分が作った料理で人を喜ばせてあげたいという思いが強くなっているなら、飲食店などの飲食業の方が向いています。

 

3.休みが取れない

なかなか休みが取れなくて、休みたくても言い出せないという環境の場合は、今後も改善される可能性は低いので、辞めるのをおすすめします。

今の職場が

  • 長年勤務している年配のパートさんが多い
  • ご自身の立場が低い

といった場合、連休や年末年始に休み取れるというケースは少なくなるでしょう。

勤務年数の長い調理師が辞めない限りは、自分が休みたい日に休める可能性は今後も低いでしょう。

なお、人手が足りなくて辞めたくても辞めさせてくれないかもと心配な方は、こちらの記事も参考にされてください。

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4.人間関係が辛い

ホームの厨房の仕事は、どうしても時間との闘い。

職場がピリピリした空気になるのは仕方がありません。

しかし、そのイライラを部下に嫌味や暴言を吐いて発散したり、陰でコソコソ悪口を言うことは、全く別問題です。

人間関係の不満を本部や、上司に相談するという手もあります。

しかし相談したところで、会社は人手不足なので1人でも辞められたら困るので、いくら相談しても見て見ぬふりをする可能性が高いでしょう。

自分のストレスが溜まるだけなので、さっさと辞めた方があなた自身のためにもいいでしょう。

 

 

我慢して働き続けた場合にあなたの周りで起こること

もし、仕事がきついのに、その気持ちを押し殺して我慢して働いていると、いろいろなことが起こってきます。

ストレスで取返しのつかないことをしてしまった同僚もいて、同じ思いをしてほしくありません。

このままの職場で働いたままでいいのか。ご自身と向き合ってみてください。

 

1.疲れているのに寝付けない、寝坊をする回数も多くなる

体は疲れているはずなのに、なかなか寝付けないということが起きてきます。

またストレス解消でYouTubeや動画などを見てしまい夜更かしして、寝坊することが増えていきます。

そうなると仕事も集中力がなくなり、ミスが増えたり、遅刻が増えると社内で信頼がなくなってしまう可能性もあります。

 

2.お酒の量が増える

お酒で体をリラックスさせてストレスを解消しようとして、お酒の量が増える場合があります。

その状況が続くと、朝からお酒を飲んだり、毎晩酔っぱらうまで飲んだりということも起きてきます。

最悪な場合は、アルコール依存症になり、仕事も人生もダメになってしまう可能性があります。

 

3.すぐイライラしてしまって、周りに暴言を吐いてしまう

我慢して働き続けていると、仕事中はもちろん仕事以外でも常にイライラすることが増えてきます。

イライラしやすくなることによって、トラブルを起こしてしまうこともあります。

そんな状況になると、ご自身は職場で信頼を失い、家庭もボロボロになり、自分の首を絞めることになります。

 

4.ストレス解消で大量に買い物&ギャンブルをしてしまう

ストレス解消で、買い物やギャンブルをするという人もいると思います。

  • 気付いたらカードの請求額が大変なことになっている
  • ギャンブルのためにカードローンをする

こうなってしまうと、自分でストレスのコントロールが出来ない状況になっています。

実際、私の同僚は、ストレス解消で万引きをしてしまった人がいました。

取返しがつかない状況にならないためにも、すぐにでも今の職場から離れるべきです。

 

5.体に変化が出てくる

我慢して働き続けていると、ストレスが原因で体にも変化が出てきます。

  • 暴飲暴食で太ってしまう
  • 食べても吐いてしまう

ということも起きる可能性があります。

また顔にも変化が表れてくることもあります。

常に表情が怖くなり、眉間にしわができる、口角が下がってしまう、目つきが悪くなるなど、ご自身の顔もストレスが刻まれていく可能性が高いです。

 

 

辞めたい・つらいと思うなら、一度今の環境から離れましょう

老人ホームの調理師・調理補助がつらくて辞めたいと思っているのならば、一度今の環境から離れてみましょう。

今まで閉鎖的な環境で働いていたところから離れることで、本当に自分がやりたかった仕事なのかということも分かってきます。

もし、調理師に戻りたいと思った時にも、比較的簡単に仕事も見つかるので、あまり心配する必要はありません。

もし、ご自身が20代、30代であれば、転職も含めて一度、ご自身の生き方や働き方について向き合ってみましょう。

もし、「キャリアコーチング」をすでに会社で行ったという方は必要ありませんが

  • どんな人生を生きたいか
  • 自分らしく働ける仕事って何だろう
  • 自分の強みって何だろう

などキャリアコーチングはご自身を向き合いながら、自分自身の考えをまとめ人生設計を行うことができます。

キャリアコーチングサービスを提供している『ポジウィル』には、無料で45分間オンラインで面談してくれるサービスがあります。

あなたが20代、30代だったら一度は受けていた方がいいですよ
村長

 

45分の相談だけ、これからのことを考えるきっかけ作りができますので、今までやったことがないという方は、ぜひ利用してみてください。

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退職後の生活が不安という方は、国の制度を利用することで心配がなくなる

仕事を辞めたいけど、生活のことがあるからなかなか辞められないという方は、国の給付金制度を利用することで、生活の心配をする必要がなく退職することができます。

 

1.求職者支援訓練を利用する

1つ目は、ハローワークの「求職者支援訓練」利用して、給付金を受け取りながらスキルや資格を取る方法です。

すぐに仕事を見つけると言った意味ではちょっとズレてしまいすが、条件を満たせは、職業訓練の期間中は、月10万円の給付金や交通費をもらいながら、無料で職業訓練を受けることもができる制度です。

受講できる主な訓練コース

  • パソコン基礎科
  • アロマ・コスメアドバイザー養成科
  • ネイリストマスター養成科
  • Webサイト制作科など

今後の就職先の選択肢を広げるために、スキルや資格を身につけたいと言う方にぴったりです。

しかし、お金をもらいながら訓練を受けるのに条件があって

  • 本人収入が支給単位期間ごとに8万円以下
  • 世帯全体の収入が支給単位期間ごとに25万円以下(配偶者、子供、親も含む)
  • 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたことなど

他にも条件があるのですが、全ての条件に当てはまる必要があります。

その他にも

  • 終日の授業が多いので、時間の融通がきかない
  • タイミングによっては自分が受けたい訓練が受けられないことがある
  • 人気の訓練だと、選考試験があるので必ず受けられる保証がない

など、国が実施しているということもあり、色々と制限があるのがデメリットです。

[st-kaiwa7r]私も受けたかったのですが、受けたい講座の訓練期間が6か月あったので断念しました[/st-kaiwa7]

厚生労働省のHPでは、求職者支援制度各地域の求職者支援訓練の募集案内について、最新の情報や募集状況について検索できます。

併せて確認してみてくださいね。

 

2.社会保険給付金制度を利用する

2つ目は、国の『社会保険給付金制度』です。

この国の給付金は、18か月の傷病手当と、勤続年数に応じた失業手当、合計で最大28か月給付金、月給の約65%の給付金を受け取ることができる制度なんです。

傷病手当って『ケガや病気』をしないともらえないとイメージがありますが、実は仕事のストレスなども該当します。

今の職場を辞めたい理由が、人間関係やパワハラなどのストレスであれば、申請の対象になりますので、申請条件と併せてチェックしてみてください。

申請できる条件

  • 年齢が20歳~59歳
  • 退職前の方、退職予定の方
  • 退職日まで2週間以上あること
  • 現時点で転職先が決まっていない
  • 社会保険に1年以上加入している(派遣、パートも対象)

この給付金は、月給の約65%の金額が毎月支給されます。

退職後の生活が心配という方は不安なく、その間に体を休めたり、スキルアップをしてみるのもいいでしょう。

ただ、社会保険給付金の手続きは複雑という点がデメリットなんです。

申請の手続きを間違えたりすると受給対象なのに、受け取れないということも可能性としてあります。

そうならないためにも、ご自身が社会保険給付金の受給対象かも含め、手続きを始める前にまずはweb上で詳しく聞いておきましょう。

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辛い職場で働き続けてもいいことはない

この記事では、老人ホーム(介護施設)の調理師を辞めたいという人に、辞めた方がいい4つのサインについてお伝えしてきました。

  1. 給料と仕事内容が見合わない
  2. やりがいを感じられない
  3. 休みが取れない
  4. 人間関係が辛い

ストレスを抱えたまま仕事を続けることは、ご自身のためによくありません。

一度今の職場から離れてみて、ご自身と向き合ってみる時間を作ってみましょう。

社会保険給付金を利用すれば、ゆっくりと疲れを取りながらこれからのことを考えることもできます。

今までストレスばかりの日々が、キャリアコーチングを受けて自分のことを見直すことで、あなたが本当にやりたい仕事を見つけることができますよ。

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