この記事では、「パートを始めたばかりだけどもう行きたくない」と苦しんでいる人に向けて、すぐに辞める場合のメリットとデメリット、判断基準についてお伝えします。
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パートを始めたばかりで行きたくない、辞めた場合のデメリット
「仕事辞めたいけど、パートを始めたばかりだし・・・」
そうやって考えるのは、何となく短期間で辞めることのデメリットがあると分かっているからです。
確かに始めたばかりの仕事を辞めとデメリットがあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
デメリット①:次の就職活動で不利になるリスクがある
短期間で辞めるデメリットで一番大きいのは、次の就職活動で不利になるという点です。
というのも、もし今の会社で雇用保険に入っている場合、いくら短期間とはいえ履歴が残って次の会社に分かってしまうからです。
次の会社としては、採用を決める際に
うちに入ってもすぐに辞めるんじゃないか
この人は忍耐力がないのでは
この人を入社させたら、トラブルが起こるかもしれない
退職理由がどんな理由であれ、短い期間で退職したことを気にするケースが多いというのが現状です。
そうなると、なかなか次の仕事が見つからないということも起こってしまいます。
次の会社の面接では、すぐに辞めても仕方がないと相手を納得させられる理由を考えておきましょう。
ちなみに、雇用保険に入っていない場合は、絶対に履歴書に書かないとダメということはありません。
しかし、業界が同じ場合や自宅から近いなどの場合、予想外のルートでバレることもあります。
後でバレて「経歴詐称」となる可能性もあるので、面接のときに口頭え説明するなどしておくほうがいいでしょう。
デメリット②:世間体が心配
パートを始めたばかりだけど、すぐに辞めてしまうとなると、世間体を気にしてしまいます。
同僚からは「まだ入ったばっかりなのに」「せっかく仕事を教えてあげたのに」と風当りが強くなることも。
中には、近所の人や子供の学校の人に知られたくないという方もいるでしょう。
もちろん世間体も大事ですが、一番大事なのは「ご自身がどうしたいか」です。
世間体を気にして、やりたくない仕事を続けるということほど辛いものはありません。
パートを始めたばかりで行きたくない、辞めた場合のメリット
パートを始めたばかりで辞めたいと言うと、家族や周囲から「もう少し我慢してみたら?」「時が解決する」などと言われるケースが多いもの。
単に嫌だから辞めた!と辞めることはおすすめしませんが、早く辞めるからこそのメリットもあります。
メリット①:ストレスや心身の不調から解放される
「株式会社ビズヒッツ」が入社後1か月以内に転職した人の9割以上の人が、すぐに転職してよかったと回答しています。
すぐ転職したよかったという人の声からは、強いストレスから解放されて「心身が楽になった」「もっといい職場に出会えた」などの声がありました。
というのも、新しい職場に入ってすぐに「辞めよう」と決意するということは、職場や仕事でかなり強いストレスを感じている証拠です。
強いストレスの職場の中で長期間我慢して働き続けると、早かれ遅かれ、いずれは心身に不調が出てきてしまいます。
このまま続けていては、心身ともにボロボロになりそうと思った時は、たとえパートを始めたばかりでも我慢せず辞めて、ご自身の身を守るのがベストです。
メリット②:会社へのダメージも少ないから
パートに入ってすぐの場合は、仕事を任されている業務は少ない場合がほとんどです。
短期間で辞められること自体は会社へのダメージは大きいですが、引き継ぎもほとんど発生しないということもあり、マンパワーと言った意味では、会社のダメージは少なくて済みます。
メリット③:無駄な年月を過ごす必要がなくなる
「辞めたい」と不満を心に溜め込んでしまい、目的意識もなく働き続けるほど無駄な時間はありません。
そんな心の状態で働き続た場合、スキルも経験も身につかないおそれもあります。
またズルズルと働き続けて、「やっぱりもう無理!」と思ったときには、年齢的に新たに仕事を見つけることが難しくなってしまうことも。
どうしても無理だと思うなら、早いうちに決断して辞めるのがおすすめです。
パートを辞めるか、迷ったときの見極め方
パートを退職しようか迷ったときは、まずご自身の状況を整理してみましょう。
ストレスが溜まると、体に不調が出てきたり生活面でも支障をきたすことも。
ご自身の状態と向き合いながら、チェックしてみてください。
仕事に行くのが嫌で仕方がない
仕事が合わない、やっていて苦痛しかないと言う場合や、会社の空気が合わないと感じている場合は、さっさと辞めた方がいいです。
自分ひとりの努力だけでは解決できない悩みがある場合は、特にです。
パートのことを考えただけで、気持ちがしんどいと言う場合は、ストレスが溜まっている状態です。
休日も暗い気持ちになってしまうようだと、私生活にも悪影響が出てきてしまっています。
常にイライラしてしまい、家族に優しく接することができない状態になっているなら、今の仕事は辞めた方がいいでしょう。
寝れない、胃が痛いなどストレスが体に現れている
仕事のことを考えるとなかなか寝れない、出勤前になると胃が痛くなったり頭が痛くなる。
そんな症状があらわれている場合は、体が仕事に対して拒否反応を出してSOSを求めている状態です。
もし今何かしらの体調不良を感じているなら、スルーせずに向き合ってみてください。
調子が悪いまま仕事をすれば、いいパフォーマンスはできずミスを繰り返してしまうこともあります。
仕事を辞めたいと感じるぐらいの状況であれば、まずは一度ご自身のストレスを確認しましょう。
家族のためにも健康は第一ですので、仕事よりも体を優先させてください。
明らかなパワハラ、モラハラなどを受けている
職場は様々な価値観、状況の人が集まっています。
そのため一生懸命仕事をしていても、ちょっとしたきっかけで、いじめや嫌がらせの対象になってしまうことがあります。
最初はいじめも軽いことから始まりますが、いじめをする人は、放っておくと調子に乗りより陰湿になることもあります。
証拠を取って、上司や会社以外の組織に相談して戦うことも可能です。
しかしストレスを溜め続けたり労力をかけるよりは、環境を変えてご自身のストレスのない職場で働いた方が、楽になります。
始めたばかりのパートをやめる時の退職理由
体調不良
家庭の事情
始めたばかりのパートを辞める時は、ご自身の体調不良や家族の介護など家庭の事情を理由にするのがおすすめです。
会社も納得しやすい退職理由です。
具体的な退職理由としては
- 腰痛がひどくて治療に専念したい
- 育児に専念したい
- 家族の介護や看病が必要になった
- 実家の手伝いをしないといけなくなった
などが無難でしょう。
体調不良や家族に関しての理由は、会社としても認めざるを得ないで、聞き入れてもらえやすいです。
引っ越しや病気など、現在の勤務先が生活圏内の場合、嘘がバレる可能性もあるので注意が必要です。
パートを始めたばかりでも無理して続ける必要はありません
もうパートに行きたくない場合は、あなたがその職場との相性が悪いだけなので、無理して続ける必要はありません。
むしろ、ストレスがたまる職場で我慢するよりも、自分に合う職場を探した方が家族にとってもあなたにとってもベストな選択になるはずです。
後ろめたい気持ちになる必要は全くないので、辞めて次の道に進みましょう。
パートをやめて、あなたに合った仕事を見つけたい方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
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