この記事では、料理人を辞めたいと思っているけど、辞めるかどうしたらいいのか分からないという方に向けて、気持ちが楽になる方法をご紹介します。 今のモヤモヤをそのままにしていると、仕事のパフォーマンスも落ちてきて、疲れもストレスが溜まるだけです。
一度、自分の気持ちを整理したいという方は、本文も参考にしてくださいね。
料理人を辞めたい!辞めどきがわかる10のサイン
仕事の環境などから、仕事の辞めどきがわかるサインを診断チェックしてみてください。
仕事が辞め時のサインがあるということは、あなたにとって仕事が合わないというサインでもあります。
サイン①:休みの日にちゃんと休んでいない
- 休みの日は疲れて寝ているだけ
- 今までやっていた趣味もしなくなった
- 休みの日に仕事のことばかりを考えてしまう
プライベートが充実しているというのは、仕事とのバランスが取れているケースが多くいのですが、休みの日も仕事のことばかり考える、遊びにいく元気もない、という過ごし方になっている場合は、ストレスが溜まっている状態。
特に、今まで休みの日になると、趣味に没頭したり、出掛けたりしていたこと出来ていたのに、最近出来ないという場合も心身のバランスが崩れてきている可能性もあります。
体だけでなく脳が休めていない状態になっているので、仕事もプライベートも充実できる働き方に変える時期にきています。
サイン②:昇進・キャリアアップが望めない
これから先も昇進・キャリアアップが望めないのであれば、辞め時です。
昇進・キャリアアップが見込めない理由は2つあります。ひとつ目は自身の努力が足りていないという場合です。
そして、ふたつ目は自身以外、その多くは会社との相性が悪いという場合です。
ご自身の努力が足りていないと感じるのであれば、努力することも必要です。
しかしほとんどのケースが、上司との人間関係が上手くいっている人だけが昇進できるケース。
上司が変わるか状況になるか、ご自身が上司に好かれるような言動に移すことが難しい場合は、自分のことを理解してくれる職場に変わった方が、ご自身の仕事に対しての意欲も変わってきます。
サイン③:会社の評価方法に納得いかない
転職サイトのアデコが、人事評価制度に関して調査した結果、人事評価制度に納得できない理由として、62.8%の人が『評価基準が不明確』という意見が占められていました。
人事評価基準が不明確ということは
- 曖昧なルールが敷かれている
- 上司など特定の誰かの独断と偏見で評価が決まる
などの問題があります。
そういったケースの場合、ご自身がこの先も、毎日残業して人から頼まれた仕事を全部引き受けたとしても、多くの仕事をこなしても、必ず評価につながるとは限りません。
つまり、ご自身がどんな頑張っても、納得いく評価が得られない可能性が高いです。
ご自身がきちんと評価される会社に転職した方がいいでしょう。
サイン④:社内の人間関係が悪い
- 社員同士の挨拶が少ない
- チームで協力して仕事ができない
- 社員同士で情報共有ができない
- いじめやハラスメントがある
- 職場の雰囲気が悪く、悪口や噂話が絶えない
人間関係の悪い職場で働き続けることは、デメリットしかありません。
職場は、あなたにとって人生の多くの時間を費やす場所です。
人間関係が最悪な環境で働き続けると、プライベートにも支障が出るほどストレスを感じるようになります。
ストレスがひどくなる前に、環境を変えましょう。
サイン⑤:仕事に行く前や仕事中に体の調子が悪くなる
仕事行く前、仕事中でも体の調子が悪くなるということは、あなたの体が限界にきているサインです。
特に、会社に行こうとするとお腹が痛くなる、特定の人に会うと頭が痛くなるなどという場合は、精神的な理由から体調を崩すこともあります。
他にもこんな症状ありませんか?
- 仕事に集中できない
- 仕事が楽しくないと常に感じている
- 特定の上司や同僚と顔を合わせるのが苦痛
- 会社の方針に従うことに苦痛を感じる
- 寝ている時も仕事の夢を見る
心身共にダメージを受けている場合、そのまま職場に我慢していると悪化するだけでなく長期間仕事もできなくなる可能性も。
会社を辞める、辞めないにかかわらず早めにクリニックで診察を受けるようにしてください。
サイン⑥:どんどん人が辞めていく
職場の優秀な人や、まともな人がどんどん辞めていく職場であれば、ご自身もこのまま居続けるより、他の職場に移った方がいいでしょう。
というのも、その会社には何か大きな問題があることが多いからです。
優秀な人や、まともな人は、常識があるので仕事や職場を冷静に見ているので、会社の異常さに気付いたり、これからのキャリアアップが望めないと察知して辞めていきます。
人手不足になるだけでなく、会社に残るのは「優秀ではない人」と「まともではない人」ばかりになってしまうので、一刻も早く会社から離れた方があなたのためです。
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サイン⑦:勤務中に常に退社までの時間や週末までの日にちを数える
「早く帰りたい」と思うのは、その仕事に対して「つまらない」という感情を常に持っている状態にあります。
そういった場合、ご自身の仕事にやりがいを感じないケースの場合が多く、常に時計を見たり、毎日が終わるとカレンダーに✕印をつけているといった行動に出ることも。
人は「つまらない」と思っていることや「やりたくない」と思っていることをしている時の体感時間が長く感じ、ストレスが溜まっていきます。
仕事に対してつまらないという感情しかない場合は、この機会にご自身の得意なことや好きな仕事をやってみることを考えてみましょう。
サイン⑧:社員を育てる環境がない
社員を育てる環境がない場合、定着率もわるく、人も育たないので社員の負担が減らすこともできません。 料理人の世界では、『見て覚えろ』という風習もまだまだ残っています。
またあなた自身が、意欲を高く持っていたとしても、この先も十分な教育を受けられなければ、モチベーションは下がっていき、この先もャリアアップは見込めなません。
自分の目指す理想が実現できないと感じたら、その恵まれない環境から離れた方がいいです。
サイン⑨:働いているとむなしくなる
- 今までは楽しかったのに理由は分からないけど楽しくない
- 毎日の業務に飽きた
- がんばろうという意欲がなくなった
楽しくないことを続けることほど、人間にとって苦痛なことはありません。
もちろん仕事は楽しいことばかりではありませんが、むなしくて、楽しさも感じられないのであれば、今の仕事を続けていても意味がありません。
今の仕事はもう既に出来ることなので新しいチャレンジをしなさいというサインが来ています。
副業や転職、起業など、何か新しいことに挑戦する時期にきています。新しい自分に出会うチャンスです。
サイン⑩:会社を辞めて欲しいというサインを感じる
- 出来ない仕事を与え、無理な仕事をさせる
- 頻繁に注意される
- 仕事の量が意図的に減る
- 会話が少なくなる
- 料理長や上司から直接指示がなくなる
上司や同僚が、辞めさせたい人に対して態度を取ることがあります。
というのも、会社は明らかな理由がない限り、法律的にあなたを強制的に辞めてもらうことはできません。
そこで、間接的に「あなたは必要ない」と伝わるような態度をとって、職場に居づらくなる環境を作ることがあります。
もちろんご自身に原因がないなら立ち向かう、このまま職場にいるという選択肢もありです。
しかし、立ち向かう労力とこれから先のストレスを考えると、そのような職場は退職した方がご自身のためです
仕事の辞めどきにサインを感じたら取るべき行動
仕事の辞めどきのサインを感じたら、行動に移すことが大事です。
とは言っても、退職・転職はご自身はもちろん、家庭がある方は家族の人生にも影響するので、勢いだけで辞めるのは避けるべきです。
今の環境が悪いということだけで辞めてしまうと、転職した後にも同じ状況になってしまい、退職するということを繰り返してしまう可能性が高いからです。
いい機会なので、ご自身の棚おろしをしてみて、今後のことをしっかりと考えていきましょう。
今のところやりたい仕事がない場合
特にこの先やりたいことが仕事がまだ見つからないという場合は、長期休暇や休職をしてゆっくリ考えてみるのもおすすめです。
煮えきらない状態のまま退職してしまった場合、後悔しても戻ることはできず、ますます不安になるだけです。
しばらく旅行に行ってみたり、資格の勉強を始めてみるのもいいでしょう。
挑戦してみたい仕事がある場合
挑戦したみたい仕事がある、やりたい仕事があるという場合は、転職エージェントに登録するのもいいのですが、まずはご自身の棚おろしをして転職活動をスタートさせるのがおすすめです。
というのも、転職エージェントだと、転職させるのが目的で話が進んでしまう可能性があるので、どんどん話が進んでいってしまう可能性もあります。
まずは、ご自身が挑戦してみたい仕事が自分に合っているのか、これから自分らしい生き方、働き方といったことなど、一度しっかりと向き合ってみましょう。
自分のことを棚卸する方法
自分自身のことを棚卸することで、自分自身の強みや自分がやりたいことが見えてきます。
集中できる場所を作って、ゆっくり自分の心に問いかけてみましょう。
棚卸する内容
- これまで一番楽しかったこと
- これまで一番悲しかったこと
- これまで一番辛かったこと
- 人が嫌だと思うのに自分では楽しいと思うこと
- 自分の得意なこと、すきなこと
- 自分の未来の目標
- 子供のころの夢
- 自分のお金のこと
- 自分のバランスの良い生活
- 自分がしたいこと・したくないこと
自分自身の今までの人生を振り返りながら、自分自身のことを整理して、これから先料理人として仕事を続けるのか、それとも別の道に進むのか考えてみましょう。
1人ではなかなか自分のことが分からない場合
身近に相談できる人がいれば相談してみるのもいいですが、腹を割って自分の人生について相談できる人がいないという方は、「キャリアコーチング」を一度利用してみるのもおすすめです。
キャリアコーチングは、自分と向き合いながら、仕事を辞めるべきか、こまたれからどんな方向性で進んでいったらいいのかを相談することができるさーびすです。
キャリアコーチングのサービスは、最近日本でも広がり始めたサービスで、これからの人生や仕事をどうしていこうかと考える20代、30代の方に人気なんです。
その中でも「ポジウィル」は、45分無料でキャリア相談を受けることができるサービスを提供しています。
45分相談するだけでも、自分に向き合うことでき、自分の中でこらからの方向性が見つけられ、頭の中も整理されることもあります。
これからも、辞めたいけどどうしていいか分からない日が続くのであれば、無料体験でご自身のことを振り帰ってみるをおすすめします。
この記事のまとめ
この記事では、料理人の仕事の辞め時が分かる10のサインについて、お伝えしました。
- 休日なのに休めていない
- 昇進・キャリアアップが望めない
- 会社の評価方法に納得いかない
- 社内の人間関係が悪い
- 仕事に行く前や仕事中に体の調子が悪くなる
- どんどん人が辞めていく
- 勤務中に常に退社までの時間や週末までの日にちを数える
- 社員を育てる環境がない
- 働いているとむなしくなる
- 会社を辞めて欲しいというサインを感じる
辞め時のサインを感じ始めた時は、長期的にストレスが溜まってきて、この先体調も崩してしまう可能性が高いです。
辞めどきだと分かっても、自分に合った選択肢を選んだり、何をしていいのか分からない場合も、ポジウィルに相談することで、自分と向き合うことができ、方向性も見えるようになります。