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接客業

店長職向いていない辞めたい!ストレスが限界なら退職して新たな道に進んだ方がいい

2021年12月7日

この記事では、店長職がストレスで辞めたいけど、どうしたらいいのかという方法について解説します。

結論から言うと、経験上店長職がストレスが溜まる一方で辛いなら、退職して次の道に進むのをおすすめします。

私自身も、店長になってからストレスが増えていくばかりで疲れ切ってしまい、辞めましたが今は辞めたことに全く後悔していません。
すがの
すがの

とは言っても、何も考えずに辞めてしまうと、辞めた後に新たな心配事が増えてしまいます。

  • 店長を辞めた方がいい基準
  • 店長を辞めるとき注意すること
  • 店長経験者が転職に成功する方法

この記事を読めば、辛い店長職から解放され新しい道に進むことができるようになりますので、よかったら最後までチェックしてみてくださいね。

 

店長職向いていない辞めたい!ストレスが限界になるのも当たり前

店長職って知らない人にとっては苦労が分かりずらいと思いますが、実際に店長をやってみると、ストレスが半端ないです。

店長には、管理能力はもちろん、プレッシャーやストレスに耐えるだけの精神的な強さも必要です。

ストレスに耐えきれないと心身ともにボロボロになり、人生を棒に振ってしまうこともあります。

どんなストレスを超える必要があるのか解説していきます。

 

店長職のストレス①:プライベートの時間がなくなる

店長になると長時間勤務だけでなく、休みも不定休になりがち、休みの日でもガンガン連絡がくる状況になり、プライベートもなくなりストレスになってしまいます。

業界によっても違いますが、一般的な店長の仕事はこれだけあります。

  • クレーム処理
  • 売上集計や伝票管理などの事務作業
  • スタッフの採用とシフト調整
  • 営業時間は現場で勤務
  • SNS運用
  • 新人の教育
  • 本部などとのミーティングの実施
  • 急遽アルバイトが欠勤したときの埋め合わせ

朝から晩まで働いて、家では寝るだけのような生活リズムに。

休日であろうが、会社に呼び出されたり、人員が不足していたら休日でも出勤しないといけないこともあります。

家にいようが、休んでようが容赦ない会社からの電話、メールやLINEも、一瞬で頭が仕事モードに切り替わってしまいます。

店長になって、しっかり休んだという記憶はないくらい忙しかったです。

 

店長職のストレス②:理不尽なノルマのプレッシャー

店長になると、毎日のように売上のことで細かく言い続けられ、自分で色んなことを抱え込まなければいけないこともあります。

どんなに頑張っていても、会社は現場の状況のことを分かってないのに、人件費削減や、明らかに無理な売り上げノルマを課され、達成できなかったら本社から厳しく言われることもあります。

毎日売上のことが頭から離れず、日々プレッシャーに押しつぶされそうになります。

ひどい時は、自腹でお店の料理を買うこともありました。

 

店長職のストレス③:クレーム処理のストレス

お客さんからのクレームが発生すると、責任者として対応が必要になります。

お客さんによっては、理不尽なことを言ったり、人格否定をするようなことを言う人もいて、『ふざけるな!』と言ってしまいそうになることも。

そんなクレームにも、全て我慢して受け止め、謝らなければいけなく、トラブルが起こるたびにストレスを抱え込まなくてはいけません。

 

店長職のストレス④:スタッフへのストレスと孤独

アルバイトやスタッフに対しても、どうしてもイライラしてしまうような部分はあると思います。

また、自分がやってほしいことと別の行動をとったり、仕事に対する温度差がスタッフと違うことにイライラしたりすることもあります。

あまりきつく指導すると下は離れていくし、シフトに入ってもらうためにアルバイトやパートに気を遣う場面もあって、一体店長って何なのと思ってしまいます。

 

店長職のストレス⑤:ネット上の批判に対するストレス

飲食店の場合、グルメサイトや、Googleマイビジネスのように、特定の人がお店の評価ができるようになって、その場では分からないクレームが後日、ネットを通じてくることもあります。

ネットに書き込まれた口コミは、世界中で閲覧でき、評価の得点にもつながってくるので、特に悪い口コミが書かれた場合のストレスは、かなり大きなものになります。

クレームはコメントを返さないといけないお店もありますので、一人でそのクレーム処理に対応しないといけないというのも辛い点です。

 

店長を辞めたほうがいい4つのケース

店長になると、仕事中心の生活になり、仕事内容も管理能力はもちろん、プレッシャーやストレスに耐えるだけの精神的な強さも必要となってきます。

しかし、そうやって毎日忙しくて働いていると、ご自身が知らない間に体が「SOS信号」を発信していることも。

このまま店長職を続けても、ご自身にとってプラスになるどころか、仕事を続けることでマイナスになるケースを解説します。

 

①:毎日がサービス残業続きで、休みもしっかり取れない環境

毎日のように、朝から閉店後までの勤務が続いているのに、本部からのフォローもない、改善もしてくれないという場合は、退職を考えた方がいいです。

超優良な会社であれば、例え社員であれ交代制のシフトで基本8時間勤務というところもあるかもしれませんが、そんなところは一握り。

しかも、休みの日にも会社から連絡があったり、人手不足で出社するという状況であればなおさらです。

そんな状況は、まるで会社のために生きている人生、手の届く範囲にいるだけの人生となってしまっています。

業務を軽減するために、人を増やしてくれたり、業務軽減のためのシステムを導入するつもりがなさそうであれば、今後ももっと負担は増え、作業が増えるばかりなので、次の考えましょう。

 

②:労働時間に対して給料が低すぎる

出典:DODA

労働時間が長いのに、低すぎる給料しかもらえないのがサービス業、接客業。

DODAの2021年の業種分類別の平均年収によると、サービス業、小売、外食産業は、男女ともにワースト1位と2位という結果になっています。

給料が勤務時間に見合って高ければ、少しはモチベーションも上がりますよね。

私自身、飲食店で働いていたときに、時給に換算して計算してみると、アルバイトの方が時給がよかったという状況を知ってショックでした。

 

③:全てが精神論で、会社全体が体育会系の会社

  • 朝礼やミーティングがやたらと長い
  • 精神論ばかりを押し付けられる
  • パワハラ、暴力は当たり前

朝礼やミーティングでは、精神論や根拠のない感情や主観ばかりで、なかなか終わらない。

体調が悪ければ「気合が足りない」からと怒鳴られたり、根拠なく何でも精神論で進めようとする会社だったとすれば、もっとマネジメント能力のある会社に転職しましょう。

また修業といって、暴力や暴言を言われる職場環境も、このまま続けていれば精神的にも崩れていく可能性が高いので、今すぐにでも離れるのがおすすめです。

 

④:仕事にやりがいを感じない

以前はこの仕事が好きだったのに、毎日職場と家の往復、休みは疲れ果てて寝て過ごす。

営業時間は、人手不足でバタバタで楽しむ余裕がないどころか、プレッシャーや負担ばかりが増えていて、仕事にやりがいを感じなくなっているならば、我慢せず次の道に進みましょう。

今の状態を続けていると、心も体もボロボロになるだけです。

会社も大切ですが、それよりもご自身のことをもっと大切にしてあげるタイミングに来ています。

 

店長辞めたいし向いていないと思った時に考えるべきころ

今のこの辛い状況を乗り越えた先には何が待っているか考えてみましょう。

その答えは、実際に以前に店長職を経験した人が今どうなっているのか観察してみるのが、一番早いです。

  • 昇進や出世をして給料も手当も上がっている
  • 仕事もプライベートも充実いる
  • キラキラしていて幸せそう

であれば、きっと今の辛い店長職を乗り越えた先に、ご自身にも飛躍できるチャンスがある可能性があります。

しかし、以前店長を経験していた人が

  • 退職している人が多い
  • 昇進せずに店長職をし続けている
  • 店長職を外されて降格している人がいる

という場合であれば、今の店長職を我慢して続けても、今よりも楽になるという可能性は低くなります。

私自身というと後者でした。

冷静になって以前店長職をしている人を見てみると降格になっている人が多く、色んな店舗を転々としている方多かったんです。

私、将来あんな風になりたくない・・・

と思って退職することを決めました。

 

店長職を降りるということは避けた方がいい

店長を辞めたいという時に、会社にお願いして店長職を外してもらうという方法があります。

結論から言うと、おすすめしません。

というのも『降格制度』は、法律では規定がないので、会社の規定や考えによって何とでも操作できるからです。

まず、店長職を外してほしいと言った場合、強く引き留められる可能性が非常に高いです。

しばらくは、店長としてのストレスはなくなるかもしれません。

しかし、降格を願い出るということは会社の期待を裏切ったと同じこと。

会社でのあなたの評価が落ちて、減給や、以前の立場よりも下に降格ということもあります。

最悪の場合は、人手不足といって、店長の役職はなくお給料はそのままで、店長と同じ業務を指示される可能性もあります。

それでも

  • 給料が減ってもプライベートの時間が増える
  • 自由気ままに仕事ができる

店長を降りてよかったという書き込みもあります。

今の会社に残りたいけど苦しければ、『降格願』を上司に提出することも考えてみてください。

 

「周りに迷惑を掛けるかも」ということは考えない方がいい

  • 私が辞めた後、穴埋めはどうするんだろう
  • 人手不足な中、辞めるなんてスタッフに迷惑を掛けてしまうかも

と心配になってしまいがちですが、あまり考えない方がいいです。

店長までやっているということは、責任感やスタッフを思いやる気持ちを持っているので、辛いところですが、今はご自身のことを優先しましょう。

ご自身が辞めた後、どうするかは会社が考えますし、人手不足で何とかお店は回っていくものです。

 

店長が退職をする時の伝え方や時期

店長が退職をする

店長であれ、法律上は「2週間前」に申し出をすれば退職することができます。

しかし、店長職の場合は後任の選定や業務の引き継ぎに時間が必要となります。

そのため、遅くとも退職の2~3か月前には退職の意向を会社に伝えておくことをおすすめします。

特に

  • 業務の繁忙期
  • 事業年度の切り替わり時期

といったタイミングでの退職は避けるようにしましょう。

 

上手は退職の伝え方

一番大事なことは、仕事に対する不満や会社や上司に対する不満が厳禁!会社が納得する理由にしましょう。

円満退職を目指すためにも、「お世話になったのですが」とまずは上司や会社を敬う言葉を添えて、「突然で申し訳ないのですが、退職させて頂きたく、本日はお時間をいただきました」と伝えましょう。

「退職することはすでに決めている」という意思が伝わるようにしましょう。

上司に退職希望の話をしたら、「退職希望の理由」について必ず聞かれます。

  • 家庭の事情
  • 体調不良のため
  • 叶えたい夢や目標がある

退職の事実が周囲に伝わった時に「無責任だよね」と思わせない理由、また退職しても前向きな目標を持った理由だと円満に退職することができるようになります。

 

店長職からの転職を成功させる3つの秘訣

ご自身にぴったりな仕事を見つけるには、どんなことに興味があって、どんなことにやりがいを感じているのかを明確にすることが大事です。

そのためには、自己分析を行ってご自身のことを洗い出してみましょう。

 

①:これまで経験してきたことの棚卸しをする

  • どんなときに仕事に充実感を感じていたか
  • どんな成功体験があったか
  • どんな失敗をしてきたか
  • 辞めたいと思う時はどんな時か
  • 自分が仕事に対して大事にしてきたこと

まずはこれまでご自身が積み上げたキャリアの棚卸しをしましょう。

キャリアの棚卸しをすると、普段意識していない自分の思考パターンや、強み・弱みが明確になります。

 

②:「Will Can Must」の方法を使って分析をする

  • Will ⇒「実現したいと思っていること」
  • Can ⇒「Willのためにできるようになるべきこと/今できること」
  • Must ⇒「Canのために今すべきこと」

「Will Can Must」は、元々リクルート社が従業員の育成のために利用しているもので、それが他の企業に広まっている自己分析の方法です。

ご自身が感じている「Will Can Must」を1つずつ紙に書き出してみましょう。

「Will Can Must」を書き出すことで、ご自身の強みが分かってくるだけでなく、今のご自身の「できること」、つまり強みと「やりたいこと」がしっかり見えてきます。

 

③:客観的なアドバイスをもらう

転職を成功させる秘訣として、あなたのことを長年見てきた家族や友人などから、ご自身の適性や性格を聞いてみるのも、天職を見つける良い方法です。

自分では普通だと思っていることが、他人とっては特別な場合もあったり、実際には他人にしか見えない部分もたくさんあります。

家族や友人に腹を割って相談しずらいという方は、一度キャリアコーチングを利用してみるのもおすすめです。

キャリアコーチングは、自分のことを棚卸ししながら、これからの進むべき道を一緒に探していくというサービスで、転職エージェントとは異なります。
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この記事のまとめ

この記事では、店長職を辞めたくなったときに、どのようにしたらいいのかをお伝えしました。

  • 今のポジションの先に、あなたにとってメリットがあるか考えてみる
  • 「周りに迷惑を掛けるかも」ということは考えない方がいい
  • 店長職を降りるくらいなら、退職した方が精神的に楽
  • 本当に自分に合っている仕事を考えてみる

今の会社で将来のことが見えないのであれば退職するのがおすすめです。

そして、この機会に、本当に自分に合う仕事、天職って何だろうと一度考えてみましょう。

キャリアコーチングを利用することで、自分では分からなかった強みが見つかり、本当にあなたに合った仕事を見つけられるようになります。

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