接客業の悩み

店長辞めたいし向いていないと思った時に、気持ちがスーッと楽になる方法

この記事では、店長職がストレスで辞めたいけど、どうしたらいいのかという方法について解説します。

【店長辞めたいと思ったときに楽になる方法】

  • 今のポジションの先に、あなたにとってメリットがあるか考えてみる
  • 一緒に働くスタッフのことは考えない方がいい
  • 店長職を降りるくらいなら、退職した方が精神的に楽
  • 本当に自分に合っている仕事を考えてみる

私自身も飲食店の店長を辛くて辞めましたが、自分の選択に後悔は全くしていません。

本文では、今の状況から楽になる方法について解説していきますので、ぜひ続きもチェックしてみてください。

 

 

店長辞めたいし向いていないと思った時に、真っ先に考えるべきこと

店長職が辛くて辞めたいと思ったら、今のこの状況を乗り越えた先には何が待っているか考えてみましょう。

実際に、以前に店長職を経験した人が今どうなっているのか見てみるのが、一番早いです。

  • 昇進や出世をして給料も手当も上がっている
  • 仕事もプライベートも充実いる
  • キラキラしていて幸せそう

であれば、きっと今の辛い店長職を乗り越えた先に、ご自身にも飛躍できるチャンスがある可能性があります。

しかし、以前店長を経験していた人が

  • 退職している人が多い
  • 昇進せずに店長職をし続けている
  • 店長職を外されて降格している人がいる

という場合であれば、今の店長職を我慢して続けても、今よりも楽になるという可能性は低くなります。

私自身というと後者でした。

冷静になって以前店長職をしている人を見てみると降格になっている人が多く、色んな店舗を転々としている方多かったんです。

私、将来あんな風になりたくない・・・

と思って退職することを決めました。

 

店長職を降りるということは避けた方がいい

店長を辞めたいという時に、会社にお願いして店長職を外してもらうという方法があります。

結論から言うと、おすすめしません。

というのも『降格制度』は、法律では規定がないので、会社の規定や考えによって何とでも操作できるからです。

まず、店長職を外してほしいと言った場合、強く引き留められる可能性が非常に高いです。

しばらくは、店長としてのストレスはなくなるかもしれません。

しかし、降格を願い出るということは会社の期待を裏切ったと同じこと。

会社でのあなたの評価が落ちて、減給や、以前の立場よりも下に降格ということもあります。

最悪の場合は、人手不足といって、店長の役職はなくお給料はそのままで、店長と同じ業務を指示される可能性もあります。

それでも

  • 給料が減ってもプライベートの時間が増える
  • 自由気ままに仕事ができる

店長を降りてよかったという書き込みもあります。

今の会社に残りたいけど苦しければ、『降格願』を上司に提出することも考えてみてください。

 

「周りに迷惑を掛けるかも」ということは考えない方がいい

  • 私が辞めた後、穴埋めはどうするんだろう
  • 人手不足な中、辞めるなんてスタッフに迷惑を掛けてしまうかも

と心配になってしまいがちですが、あまり考えない方がいいです。

店長までやっているということは、責任感やスタッフを思いやる気持ちを持っているので、辛いところですが、今はご自身のことを優先しましょう。

ご自身が辞めた後、どうするかは会社が考えますし、人手不足で何とかお店は回っていくものです。

 

 

店長職のストレスは半端ない、辞めたいと思うことはおかしくない

店長職って知らない人にとっては苦労が分かりずらいと思いますが、実際に店長をやってみると、ストレスが半端ないです。

店長には、管理能力はもちろん、プレッシャーやストレスに耐えるだけの精神的な強さも必要です。

ストレスに耐えきれないと心身ともにボロボロになり、人生を棒に振ってしまうこともあります。

どんなストレスを超える必要があるのか解説していきます。

 

プライベートの時間がなくなる

店長になると長時間勤務だけでなく、休みも不定休になりがち、休みの日でもガンガン連絡がくる状況になり、プライベートもなくなりストレスになってしまいます。

業界によっても違いますが、一般的な店長の仕事はこれだけあります。

店長の仕事

  • クレーム処理
  • 売上集計や伝票管理などの事務作業
  • スタッフの採用とシフト調整
  • 営業時間は現場で勤務
  • SNS運用
  • 新人の教育
  • 本部などとのミーティングの実施
  • 急遽アルバイトが欠勤したときの埋め合わせ

朝から晩まで働いて、家では寝るだけのような生活リズムに。

休日であろうが、会社に呼び出されたり、人員が不足していたら休日でも出勤しないといけないこともあります。

家にいようが、休んでようが容赦ない会社からの電話、メールやLINEも、一瞬で頭が仕事モードに切り替わってしまいます。

店長になって、しっかり休んだという記憶はないくらい忙しかったです。

 

理不尽なノルマのプレッシャー

店長になると、毎日のように売上のことで細かく言い続けられ、自分で色んなことを抱え込まなければいけないこともあります。

どんなに頑張っていても、会社は現場の状況のことを分かってないのに、人件費削減や、明らかに無理な売り上げノルマを課され、達成できなかったら本社から厳しく言われることもあります。

毎日売上のことが頭から離れず、日々プレッシャーに押しつぶされそうになります。

ひどい時は、自腹でお店の料理を買うこともありました。

 

クレーム処理のストレス

お客さんからのクレームが発生すると、責任者として対応が必要になります。

お客さんによっては、理不尽なことを言ったり、人格否定をするようなことを言う人もいて、『ふざけるな!』と言ってしまいそうになることも。

そんなクレームにも、全て我慢して受け止め、謝らなければいけなく、トラブルが起こるたびにストレスを抱え込まなくてはいけません。

 

スタッフへのストレスと孤独

アルバイトやスタッフに対しても、どうしてもイライラしてしまうような部分はあると思います。

また、自分がやってほしいことと別の行動をとったり、仕事に対する温度差がスタッフと違うことにイライラしたりすることもあります。

あまりきつく指導すると下は離れていくし、シフトに入ってもらうためにアルバイトやパートに気を遣う場面もあって、一体店長って何なのと思ってしまいます。

 

ネット上の批判に対するストレス

グルメサイトや、Googleマイビジネスのように、特定の人がお店の評価ができるようになって、その場では分からないクレームが後日、ネットを通じてくることもあります。

ネットに書き込まれた口コミは、世界中で閲覧でき、評価の得点にもつながってくるので、特に悪い口コミが書かれた場合のストレスは、かなり大きなものになります。

クレームはコメントを返さないといけないお店もありますので、一人でそのクレーム処理に対応しないといけないというのも辛い点です。

 

 

店長に向いていないのはこんな人

  • 部下や周りとのコミュニケーションが苦手
  • 嫌われる勇気がない
  • 売上とか考えずに仕事したい
  • サービス残業、休日出勤など嫌で仕方がない

店長の仕事は多岐に渡ります。

店長になると、仕事中心の生活になり、仕事内容も管理能力はもちろん、プレッシャーやストレスに耐えるだけの精神的な強さも必要となってきます。

店長が向いていないと思ったら、どんな仕事が合うのか一度考えてみましょう。

 

 

この仕事天職!と思える仕事を見つける方法

ご自身にぴったりな仕事を見つけるには、どんなことに興味があって、どんなことにやりがいを感じているのかを明確にすることが大事です。

そのためには、自己分析を行ってご自身のことを洗い出してみましょう。

 

①:これまで経験してきたことの棚卸しをする

  • どんなときに仕事に充実感を感じていたか
  • どんな成功体験があったか
  • どんな失敗をしてきたか
  • 辞めたいと思う時はどんな時か
  • 自分が仕事に対して大事にしてきたこと

まずはこれまでご自身が積み上げたキャリアの棚卸しをしましょう。

キャリアの棚卸しをすると、普段意識していない自分の思考パターンや、強み・弱みが明確になります。

 

 

②:「Will Can Must」の方法を使って分析をする

  • Will ⇒「実現したいと思っていること」
  • Can ⇒「Willのためにできるようになるべきこと/今できること」
  • Must ⇒「Canのために今すべきこと」

「Will Can Must」は、元々リクルート社が従業員の育成のために利用しているもので、それが他の企業に広まっている自己分析の方法です。

ご自身が感じている「Will Can Must」を1つずつ紙に書き出してみましょう。

「Will Can Must」を書き出すことで、ご自身の強みが分かってくるだけでなく、今のご自身の「できること」、つまり強みと「やりたいこと」がしっかり見えてきます。

 

③:客観的なアドバイスをもらう

あなたのことを長年見てきた家族や友人などから、ご自身の適性や性格を聞いてみるのも、天職を見つける良い方法です。

自分では普通だと思っていることが、他人とっては特別な場合もあったり、実際には他人にしか見えない部分もたくさんあります。

家族や友人には相談するのはちょっとという方は、一度キャリアコーチングを利用してみるのもおすすめです。

キャリアコーチングは、自分のことを棚卸ししながら、これからの道を一緒に探していくというサービスを提供しています。
村長

キャリアコーチングを受けることで

  • 今の仕事がそもそも向いているのか
  • あなたの強みを一緒に見つけてくれる
  • どんな仕事が転職なのか見つけられる
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キャリアコーチングは料金がかかるのですが、おためしで無料面談を体験することができます。

無料面談でコーチの人と話すだけでも、いろんなことが整理されるので、それから有料コースを使うか考えればいいでしょう。

ただ個人的には、キャリアのことや仕事のことで長い時間1人で悩み続けるのであれば、無料面談だけでも利用した方がいいです。

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この記事のまとめ

この記事では、店長職を辞めたくなったときに、どのようにしたらいいのかをお伝えしました。

  • 今のポジションの先に、あなたにとってメリットがあるか考えてみる
  • 「周りに迷惑を掛けるかも」ということは考えない方がいい
  • 店長職を降りるくらいなら、退職した方が精神的に楽
  • 本当に自分に合っている仕事を考えてみる

今の会社で将来のことが見えないのであれば退職するのがおすすめです。

そして、この機会に、本当に自分に合う仕事、天職って何だろうと一度考えてみましょう。

キャリアコーチングを利用することで、自分では分からなかった強みが見つかり、本当にあなたに合った仕事を見つけられるようになります。

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